自分好みの味の煎茶をいれる方法。
質問をいただきました。
ありがとうございます。
美味しい煎茶の色の目安はどのくらいの色ですか?
ちょっと難しい質問でした。。
というのは、
煎茶の美味しさは色ではかるというものではないからです。
勝手に質問を変えて
煎茶を自分好みの味に入れる方法
なら、教えることはできるかなと思います。
ということで
今はどんな淹れ方をしているのか。
今回は急須のようでした。
陶器の250〜300ccの急須
茶葉は湯のみ3杯でスプーン1杯
たぶん、湯のみ1杯が100ccで
スプーン1杯で5gくらい入れてるのかな。
基準になる淹れ方
日本の普通蒸し煎茶を淹れるにあたって、基準となる、茶葉の量、湯の量、湯の温度、抽出時間があります。
これを覚えておけば、濃かったり薄かったり、バラツキのある淹れ方にはならずにすみます。
250ml〜300mlの急須に対して
茶葉は
一人分なら3g、二人分なら5g、三人分なら7gで良いのではないでしょうか。
それより多ければ濃いめ、少なければ薄めの認識で。
お湯の量は
まだ茶葉を入れない状態で、ポットから急須に注いだお湯を、一度湯のみにいれてください。
湯のみ3杯分をはかることができます。
お湯の温度ですが
けっこう大事です。
ポットから急須に注ぎ、湯のみに入れることで、急須と湯飲みを温めつつ、お湯の温度を下げることができます。
これでだいたい80度くらいになるはずです。
温度が高ければ苦渋味が出やすくて
温度が低ければ苦渋味が出づらいと考えてokです。
時間は
できるだけタイマーで測ってください。
90秒を目安で良いと思います。
深蒸しで茶葉が細かければもっと短く
浅蒸しならもっと長く、
とか、茶葉の開き具合によりますが、
最初は90秒を基準に。
お湯の量
80mlから120mlの間で調節するのがおすすめ。
茶葉がお湯を吸うので、お湯はへります。
分かりづらければ、カップか湯のみに先にお湯を入れて、飲みたいぶんだけ取って急須に注ぐとまちがいないです。
お湯の温度
カフェインやカテキンがどれだけお湯に溶け出すかが、苦み渋みに関わってきます。
温度が低いほど、カフェインやカテキンは溶けにくいので、とろっと甘めのお茶になります。
温度が高いと、キリッと苦めのお茶になります。
色について
色でいれたお茶の味を見定めたいなら、このお茶で、このいれかたをした時、この色ならちょうどいいなあと思う色を見つけてみてください。