抹茶に含まれるサポニンという成分のお影で泡がフワフワになる。
抹茶がなぜ泡立つのか?という疑問も、なんとなく抹茶を知ったつもりでいると不思議とも思わないもので、茶道をはじめてから、4年くらいして「抹茶ってそういえば何で泡立つんだ」と調べたことがあります。
先日、友人が遊びに来たときに質問されたことで、新鮮な気持ちになりました。
「抹茶ってなんで泡立つの?」
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2019年3月25日
「サポニンっていう、石鹸になるような界面活性力のある成分が入ってるんよね。味としては苦味になるやつ」
「なるほど、だから抹茶飲んだ時、シャボン玉の液みたいな味がするのか」
「飲み物の味を飲んじゃいけないもので例える最悪なパターンきた」
サポニンという名称は「シャボン(泡)」かが由来だそうで、界面活性剤としての役割があるんですね。
界面活性剤としての役割があるんですね、といっては見たものの、実はよくわかってないところがあるんですが、このサポニンという成分のおかげで、抹茶とお湯が混ざりあい、トロッとした口あたりになったり、泡がフワフワになっておいしくなるということになります。
飲み物を、飲み物じゃないのでたとえちゃいけないんですけど、味としてシャボン液の味がするっていうのは、成分としては間違ってないようですね。
けっこう舌が敏感というか、石鹸水の味なんて覚えないような気もしますが、そういうところからの発見もまた面白いと思いました。
飲物じゃない例えついでで、抹茶を点てる時、髭剃りの泡を理髪店のおじさんが豚毛の泡立て器でしゃかしゃか泡立てているイメージで抹茶をたてると、フワフワにできやすいですね。