サウンドデザインファクトリーin 浜松に茶人として出展させていただきました。
こんにちは、茶人の神崎です。
浜松サウンドデザインファクトリーに、PEGさんと出展してきました。
鴨江アートセンターでおこなわれるサウンドデザインファクトリーin浜松。12/7 12/8に向けて、簡易茶室をつくっています。PEGさんとのコラボで「お茶」と「喫茶行為」の間にあるもの、「音」と「音楽」の間にあるものを探すワークショップになります。 pic.twitter.com/PwH4mlPru3
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2019年12月6日
浜松サウンドデザインファクトリーとは
https://www.hcf.or.jp/sdf2019/about/:titleサウンドデザインファクトリーとは
公式URLから引用すると
世界的な楽器メーカーの本社に加え、中小様々な楽器製造関連会社が数多く集積する浜松市は「ものづくりのまち」「音楽のまち」として発展してきました。 そのような中、地域固有の文化や資源を生かした創造的な活動を活性化し、人々の暮らしの質や豊かさを高めていくような新しい価値を生み出すため、 音の可能性に着目した「サウンドデザイン」の取組を進めています。 一昨年に開催した「サウンドデザインフェスティバル in 浜松2017」では本市の音に関するポテンシャルを広く示すことが出来ました。 「サウンドデザインファクトリー in 浜松2019」では、市民の文化芸術活動の拠点である鴨江アートセンターを「音が生まれるファクトリー(工場)」と設定し、 “音をカタチに”をキーワードに、サウンドデザインに関する体験型プロダクトの展示、 ワークショップやパフォーマンス、トークセッションやミートアップを行い、音の可能性をアウトプットする場を創出します。
ということだそうです。
浜松は有名な機械メーカーさんが多く、最先端の技術を用いて、社会的に有意味なものから、バカバカしくておもしろいオモチャまで幅広くつくっています。
そんななか、PEGさんは「思想」としての音楽に対して気づきを得る展示とワークショップをするということで、コラボさせていただきました。
お菓子の袋を開ける音、パリポリと食べる音、お湯が沸く音、お湯を注ぐ音、お茶を冷ます息の音、お茶を飲む喉の音、ささやき声、はしゃぎ声、いろんな音を集めてできる何か。どうなるのか。 pic.twitter.com/DKyVfH8pZV
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2019年12月6日
茶道でも「無音の音楽」があり、心を静めて身動きの音をおさえることで、他者の呼吸音、鳥のさえずり、釜の湯の沸く音、着物の床ずれの音に気づきます。
三角コーンの頭に穴を開けていて、それを耳に当てて集音するもようです! https://t.co/wY0FERdlHQ
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2019年12月6日
ふだんは気にかけることのない、お菓子の袋を開ける音や、咀嚼音を三角コーンをつかつて集音することで知覚します。
「お父さんのお菓子食べる音聞いてみ」「うわあ食べてる!ぼくも!」「いい音させてるじゃん」#サウンドデザインファクトリー#今日もお茶を pic.twitter.com/QXzLsvu5Im
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2019年12月7日
うまい棒の音も「サクサク」と言ってしまいがちですが、噛み方、口の大きさ、唾液の量、さまざまな要因で、シャクシャクしたりサカサカしたり、シュクシュクしたりします。
先日のイベント。
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2019年12月10日
お菓子の袋を破る音ピリピリ。失敗するとビニールがキュルキュルする。うまい棒を食べる音サクシャク。雑音に集中してみると楽しい。音を楽しむ心をもつことが「音楽」 pic.twitter.com/v4Wa9stQWR
1つの仕切られた空間で、「音」にきづく体験を提示しました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。