Everything is better than

日記ということにします。しばらくは。

体力って、行動力のことなのかもしれない。そう思ってランニングを始めた。

ランニングについての日記です


雨上がりのにおいに混じって、誰かの家の夕飯の焼肉のにおいがした。夕焼けになりかけの17:50。8月1日。早めに植えてあった稲はもうお米が実っていて、雀が食べに来ている。柿の実も、緑で固そうなのがいくつも木に実っていた。

のんびりと、田舎な風景を見ながら走るのって、けっこう幸せなことなんじゃないかとふと思った。


どうやら梅雨が明けたらしい。今住んでいる町は、静岡県の山の中で大きな川が流れていて、たぶん、記憶の上の東京の夏なんかよりもよっぽど涼しくて、扇風機は欲しいけど、エアコンまではいらないくらいだ。

「こっちに来てからエアコンつかってないですよー」と仲良くなったおばちゃんに話すと「それは信じられない!熱中症になるよ」と言われたので、基準って人それぞれだけど。


走りたいな、と思ったので、走った。雨が上がったあとの空気はしっとりして、澄んでいて、肺に入れると体が喜ぶ気がする。

そういえば、「体力」って、RPG的なゲームで言うと今まで「HP」のことだと思ってたけど、「行動力」とか「行動回数」とかの「何回自分のターンをやれるか」という要素なんじゃないかと最近気がついた。


旅行で、朝早く起きて散歩したり、夜遅くに星を見に行ったりする人たちを見て、なんて体力があるんだ、と思いながら自分は二度寝をしたり、お風呂に行っていたのを思い返すと、後悔はまったくしていないけど、損していたんじゃないかとは思った。


ああ、自分は人よりもターン数が少なかったのか、と腑に落ちた感じがした。


僕は、「人は変われる教」の信者なので、変えてみようかな、と思っている。


人生100年時代。超高齢者時代、そんなに長生きしているイメージができないけど、足腰が弱ってしまうのはなるべく回避したい。

体力の正体は筋肉という本を雑に要約すると

筋トレはいつ始めてもいい、80代でも90代でも始めれば効果あるが、やらなければすぐに落ちる。健康寿命を延ばすためにも筋肉は必須。筋肉の役目は身体を動かすためだけではなく、がんや糖尿病の予防、脳を刺激して認知機能を改善する物質を分泌するなど、内分泌器官としての役割があることもわかって来たという話が書かれている。上半身よりも下半身の筋肉のほうが落ちやすいので、下半身を意識して鍛えることは特に重要である。

ということだったので、やるのだ。できれば習慣にしたい。できるできる。

背中が汗でびしゃびしゃになったくらいにおしまいにして、そのまま火照った体を冷ますように水のシャワーを浴びるのが最高に気持ちよかったから、続けられそうな気がする。