日記。仕事の依頼が入った。同居生活がはじまった。
日記
仕事の依頼をもらった
今日は仕事の依頼が2件入った。
11月にシェフが作る料理とお茶をペアリングしてサーブする仕事と、来年の8月に図書館でやるお茶講座の仕事。
デザイナーがよく、「友達価格で」とか「無料でやって」と言われるのと同じように、茶人もほぼタダで声をかけられることはあって、これは個人事業主が全員乗り越える壁として存在する。
今回はきちんと謝礼を提示してくれているのでありがたい。
以前にした仕事の評判が良くて再度声をかけられたパターンと、前から仕事をお願いしたいと思っていたというパターンだった。
ありがたい。
過去の仕事が新しい仕事を呼んでくれる。
ひとつひとつ頑張ろうと今まで以上に思った。
同居生活がはじまった
今日から、建築科の学生が宿泊して、リノベの設計作業や現場の工事作業に入ってくれる。
1ヶ月の滞在。ありがたい。
24:00に掛川駅に迎えに行った。
梅酒で乾杯をし、茶のタバコを一緒に吸って、なぜ建築を学びはじめたのか聞いたり、なぜお茶をやっているのかを話したりした。
彼は高校2年生のときにマインクラフトをしたのがきっかけで、モノづくりがしたいと思い、建築を学ぶことにしたと言っていた。
日本の建築業界の低賃金問題や、働き手不足の話を聞いた。
好きなことをやれているだけ、楽しいから低賃金でもいいかもしれないという結論は一つある。
妥協の上での現状の肯定でしかないけれど。
このプロジェクトもたくさんの人の無償の手伝いによって成り立っているし。
自分が茶畑の手伝いをした時なども、「経験させてもらえるだけありがたい」と思ってバイト代をもらわなかったこともある。
バイト代を支払わないことを良しとするのは間違いだけれど、お金ではない価値のために働くということも同時に否定できることではない。
ロボティクスの発達、AIの実用化、エネルギーコストのゼロ化、そしてベーシックインカムの採用、これらはもう「いつそうなるか」の問題だけれども。
働く必要がなくなってしまった世界がやってきたとき、人はなんのために働くのだろうか。そういうことを考えながら生きていかなければいけない時代だとも思う。
シンギュラリティは2045年に起こると話題になっていたが、加速していたりしないだろうか。気になる。
満月がきれいだった
2020/10/01
十五夜だった。
一人月見をした。
ウチカフェの濃厚チョコレートバーがおいしかった。