Everything is better than

日記ということにします。しばらくは。

茶道に興味をもち始めた人におすすめしたい、小堀宗実著の『茶の湯の宇宙』

神崎です

本の整理と、少し要約をまとめて紹介にしようと思いました。

 

本好きの友人がいて、Twitter不定期に本の紹介をしているんですが「人が本の紹介してるのも好き」とのことで、ある意味では彼に向けてやることにしました。

 

最初は遠州流13世家元である小堀宗実氏の著書、『茶の湯の宇宙』です。

 


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茶道を2〜3年やると、畳の歩き方や、静寂のなかに聞こえる鳥の声や、精神的なしずまりや、それまで感じなかった色々なことが分かってきたり、疑問として生まれてきたりしてきます。

 

そんな、茶道として、茶室世界においてのできごとを、家元ならではのエピソードを織り交ぜながら、やさしい語り口で話しかけてくれるのがこの本です。

 

茶道を未経験で読んでも、そういう世界観なのかーと思えますし、経験者でも、そうだよなーとか、あ、なるほどなーとか思えますし、いい本です。

 

網羅的に知りたいとか、深くまで知りたいというニーズには答えられませんが、おだやかな海の浜辺で水遊びをするようなきもちで、かろやかに気楽に、茶道に触れることができます。

 

実際、わたしもこの本を購入したのは、茶道をはじめて1年目のときでした。

 

茶道を習うというのは、けっこう先生によって色んな向き合い方があり、厳しい先生にあたる人もいるみたいですが、この『茶の湯の宇宙』を読んでおくと、お茶ってこんなに気軽にとらえてもいいのか!となるのでオススメですね。