Everything is better than

日記ということにします。しばらくは。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

陶芸をしてきた。

陶芸をしてきた。誰かの役に立ちたい貢献感でなく、やらなくてはいけない義務感でもなく、自分の内奥から湧いてくる「純粋な美的感覚」を表出させたい。浜北の新原のアトリエ。つくる前は、お手本の形を見つけてないとか、スケッチしてないとか、いいものが…

歴史を学ぶメリットは「感謝の範囲を拡大すること」ができるところ。

これは、煮てはいないので、雑煮ではないのかもしれない。 焼いた餅を吸い物で食べる料理をなんと呼ぶのだろうかと考えてしまう。 簡単に食べられる雑煮のレシピとして重宝しているのが、あおさのスープをつかったやつ。お茶漬けにも使えるし味噌汁にも使え…

ソフトバンクのウルトラギガモンスターメリハリプラン。YouTubeを見た時にカウンターが増えて驚いた

今月からソフトバンクのウルトラギガモンスターに加入しました。 WIMAXも退会して、PCはスマホからテザリングでつないでいます。 YouTube見放題です!ギガ数に影響しません!と言われてたのに、スマホ端末でのカウントでYouTubeを見たぶんのデータ通信量が増…

1か月で本を17冊読んだ。13冊はメルカリで売れた。

今月は17冊の本を読んだ。そして13冊売った。ほとんど再読だったけれど、処分するために、売るためにも今までとは読み方を変えた。今までは、最初から最後まで順番に読みたかったし、手元においておくことでいつでも見返せると思って好きな文章を選ぶという…

目標がないと「ズレる」ことすらできない。

8/23から8/30の間に23本の投稿をした。 文章量としては1500~2000文字程度の平均。茶の本の解説や、陸羽のことが書けたのはよかった。文章として書きなれていないのでつたないかんじになってしまっているけれども、本来はこういう文章を書きたい。雑誌の『Ri…

『マッキンゼー流 問題解決の教科書』は入社前の人や就活中の人にならおすすめかも

就職活動をしていた時期に購入して読んでみた本。当時は社会経験もなく、ロジカルシンキングとかフレームワークとか問題解決ってなに?というくらいのかんじだったので「なるほど分かりやすいな」と思って読んでいました。 社会に出てみて数年たった今再読し…

「主体性」つまり「自分の反応を選択する力」を鍛える。

『夢をかなえるゾウ』を、読み返しています。 夢をかなえるゾウ前に何度かなんとなく読んで「うんうん、わかるわかる」というかんじでさらっと読んでいたんですが、昔に読んだという補正があるからか、読み返してみるとなんだかいろんな感情と一緒にじっくり…

陸羽の生きた時代と陸羽の人物像。そして茶経について

陸羽という人物について。 茶道の精神性の核になる部分をつくりだした人として知られる陸羽。 どんな時代だったのか どんな人物だったのか 茶経にはなにが書いてあるのか どんな時代だったのか 陸羽が生きた733年から804年。唐の時代。 かんたんに言うと、め…

『文章は型が9割』を読んだ感想

8月1日から「文章をたくさん書こう」と一念発起して、実際この投稿までに65本書いた。千本ノックを受けているような、パン工場のレーンでアンパンにケシの実をのせているような、機械的な感覚が芽生えつつあるけれど、たくさん書いたことで文章を書くハード…

きっかけなんてこない、きっかけだと決めるのは自分自身なんだ。

『夢をかなえるゾウ』って、水野敬也さんが書いた自己啓発系の小説なんですが、もう4部作になってて「本を読んでいる人」なら知らない人のほうがすくないくらいなんじゃないかと思うんです。 私はたまたまこの本に出会った年齢がはやくて、出版された2007年…

梨、おいしい。

最近、梨をよく食べています。幸水、150円くらいでした。 みずみずしくて、あまくて、本当においしい、 こう、おいしい食べ物を食べたときというか、だいたい世の中に出回っているのはおいしい食べ物なんですが、とくにこんな「果物」を食べたとき、昔の人は…

買ったもの。炭八の炭。

最近、断捨離について考えている。 ほしいものの話で松川碁盤店のぬか漬け桶がほしいからパンフレットが捨てられないということを書きました。 ブログに書いた瞬間にパンフレットすてました。 「デジタルに残していく」ことで、リアルからモノを減らしていく…

欲しいもの。松川碁盤店の杉のぬか漬け桶

最近ずっと考えていることは「断捨離」。本当に大事なモノだけを残して、あとは処分したい。ミニマリストのようになにもない生活をしたいわけではないけれど、モノのすくないシンプルな暮らしをしていきたい。 けっこう道のりは険しくて、とくに捨てられない…

いい写真を撮りたいと思ったら『写真構図のルールブック』を教科書に持ち歩くのがおすすめ

前に少し、カメラマンの仕事をさせてもらったりしていたのですが、その時に購入したのが『写真構図のルールブック』。 いい写真の撮り方のコツってけっこういろんな人が語っているので、ネットだけでも事足りてしまうなあと思う部分もあるのですが、やはり教…

持ち家が得か賃貸が得か論争についてなんとなくまとめた

持ち家と賃貸どちらのほうがお得なのか論争というものがある。終身雇用制もない時代でローンを組んで家を買うのはリスクだとか、災害が多い国で家を買ってもリスクだとか。そんなことはない家は結果的には資産にもなるしお得だとか。賃貸のほうが柔軟性が高…

市橋クリニック院長市橋秀夫監修『境界性パーソナリティ障害は治せる』のレビューがすばらしかったので紹介したい

たまたま私のまわりには、心の病を持った人や心が弱った人、社会に適応できなくて悩んでいる人が多く集まる傾向にあります。お茶、というものの力で、癒されているのではないか、と思うのですが、相談をされても私はお医者さんではないので「医療的なアドバ…

コミュニケーションが得意じゃなくても地方で暮らせるか

Twitterで「コミュニケーションが得意じゃなくても地方で暮らせるか」について答えたという知人の投稿を見かけた。 簡潔で分かりやすかったのでそのまま引用します。 昨日移住に関するトークイベントでもらった質問。 「コミュニケーションが得意じゃなくて…

本を「読みっぱなしにしない」について

今月から、ブログを書くことを決めて27日。合計で56本。この投稿で57本になる。記事というには、取材をしているわけでもなく、手元にある本の感想や、ランニングや瞑想についての自分の感想を書いているだけで、たいした情報でもないかな、とおもいつつ、そ…

pha著『しないことリスト』は「自分に必要なものはなんだろう」と思ったときに読むのがおすすめ

phaさんの『しないことリスト』は「じぶんには何が必要なのだろうか」「じぶんにはなにが必要ではないのだろうか」という価値観への問いかけに答える、ひとつのケーススタディであると言えます。 phaさんはブログを長年書き続けていて、公開をしているので、…

近内悠太著『世界は贈与でできている』を読んだ感想。

『限界費用ゼロ社会』が指摘しているように、新しいテクノロジーが勢いよく生産性を向上させ、財やサービスのコストを削減し、財やサービスを生み出すのに必要な人間の労働力を劇的に減らしていった先にあるものは、生産コストほぼゼロの世界だと考えられて…

「味噌を賞味期限内に使い切れます」について思ったこと。

Twitterで 賞味期限内にお味噌使い切れます。って婚活の時に隣の席の女性が言っていて、男性には伝わっていなかったけれど、私はこの子と結婚したいなって思った。 という投稿がバズっていた。 それに対するリプライで この話を職場の男性陣にしたら 既婚(26…

中村元訳 『ブッダのことば』を読んだ感想。自分にははやかった。

ちょっとわたしには早すぎたようだ、と思った。 ブッダは、悟る前は「シッダールタ」という名で修行していて、6年間の苦行とスジャータでのミルク粥と、マーラとの戦いであった7日間の瞑想を経てブッダ(目覚めし者)になった。この本は『ブッダの言葉』であ…

借金玉著 『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい技術』 感想

2年くらい前から借金玉さんのことをTwitterでフォローしています。自分自身は発達障害の認定を受けていないのですが、心理学科を卒業して院に行った友人にテストをしてもらった結果、けっこうグレーゾーンだと分かりました。生活習慣が不規則、時間通りに集…

メルカリ読書法について、3660円の売り上げ。出品の方法と発送の手順まで。

メルカリ読書法(?)を始めてみたところ、かなりいい感じだったので報告します。 きっかけ 結果 そもそもメルカリ読書法とは ・メルカリ読書法のメリット 1、時間制限で緊張感がある 2、アウトプットの機会になる 3、お小遣いになる ・メルカリに登録し…

『知的複眼思考法』を読んだ感想

ショーペンハウアーは『読書について』で読書とは他人に考えさせることだ、と言い、それでいて自分で何も考えないようではダメだ、というようなことを述べていた。『知的複眼思考法』も近しいことを述べている。 「自分で考えろ」というのはやさしい。「自分…

『茶の本』第六章、花を「画商の岡倉天心」として解説する。

茶道に足を踏み入れてから2年ほどたった時だった。先輩に勧められた『茶の本』をはじめて読んだとき「茶というものはこうなんだよ!!!」納得と興奮を覚えた。なんとなく感じていた、茶道の良いところがはっきりと言語化されている!!!と思った。そう感じ…

君たちはどう生きるか 感想と要約。

本の処分をするということで、四冊目『君たちはどう生きるか』吉野源三郎著。 はじめに簡単な要約と感想を。昭和12年(1937年)に出版された本で、2017年には漫画化され、ベストセラーになりました。時代は太平洋戦争直前。満州事変が1931年にあり、出版年の…

瞑想は【感情を観察しているじぶん】を育てる

【感情を観察しているじぶん】 毎日やるようにした。5分でも15分でも。 瞑想をするとどうなるのか、瞑想とはなんなのか、という問いに対して持ち合わせている言葉がなかったので、あらためて考えようとしている。瞑想の最中の心の動きのひとつに「記憶や感情…

笑いについて思ったこと

【笑える人生を送る】ということをいつからか中心にするようになっていた。へうげものの古田織部で言えば「乙である」ということかもしれないし、プロおごられやーさんだったら「ウケる」ということかもしれない。悲しいことも愛想笑いでごまかす、という意…

『仮説の物語り』 松本健一著 レビュー

『仮説の物語り』 松本健一群馬県出身、東京大学経済学部卒業、一般企業勤務を経て法政大学大学院で近代日本文学を専攻した著者の、本。近代日本文学の研究を経て「仮説」というものから物語は生まれるのだ、という気づきにいたり、その気づきを『群像』に三…