Everything is better than

日記ということにします。しばらくは。

地域おこし協力隊として、地域活性化のために抹茶を点てる

神崎です。

 

地域おこし協力隊ということで、やっているんですが、お茶会をすることで地域の活性化に貢献するということができるようです。

 



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茶道のお茶会は「気軽でいいのよ」と先生は言ってくださるものの、敷居が高くて参加しづらいとか、緊張で味がわからないということがあり、あまりいい思い出がないという話を、私のお茶を飲んだかたは、してくれます。

 

 


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わたしは25歳で、よくもわるくも先生としては見えないと言いますか、緊張させずに気軽に、という点で言えば、かなり気軽に感じてもらえるようで、これは自分にとってはとても嬉しいことです。

 

作法も、聞かれればお教えするんですが、基本的なスタンスとしては、そのまま飲んでいいですよ〜と言っています。

 

抹茶も、お菓子といっしょに飲みたいならそれもいいんですよ〜と言っています。

 

抹茶を飲む=茶道ではないので、お菓子とお抹茶を楽しむ時間くらいの考え方でいいんじゃないかと思うからです。

 

人は、興味があることは自分から聞くので、聞かれもしないことをこちらから教えてあげるというのもおこがましいなと思っています。

 

「なんかほっとするなあ」とか、「いい経験になったなあ」と言ってもらえることが嬉しいですし、それでわたしとしては良いと思います。

 

作法をもっと知りたければ、教室の体験に行ってみたら良いと思っているからです。

 

「順番を待ってる人にお先にと声をかけてあげると次の人が安心します」

とか

「お茶碗には顔があるので、よけて飲むんですよ。それでお茶碗をまわすんですけど、流派によってまわす回数とか変わります」

とか

「たいへんけっこうなお点前でした。と言ってくれると、わたしとしては喜んでくれたんだなと思って嬉しくなります」

などと言っています。

 

体感ですが、人類の90%以上は、抹茶を飲んだことがないような感触があります。

私自身大学生になるまで飲んだことがなかったので、そういうものだと思いますが、飲まなければ抹茶の生産もきびしくなってしまうので、なるべく、抹茶を飲む人、好きな人が増えるといいなあとは思っています。

 

お茶会というのは、人の集まりのひとつのかたちだと思うので、お茶を飲むことでポジティブになれるという場をもっとたくさんつくっていきたいという気持ちです。