Everything is better than

日記ということにします。しばらくは。

【相談室】お金とやりがいのどちらが大事なのか。貧乏生活経験者の答え。

こんにちは、神崎です。

 

質問箱に答えました。


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お金とやりがいどっちが大事でしょうか

 

バイトもそうかもしれませんが、学生を終えて社会人として働くことで社会に貢献しながら生きるステージに立ってから特に、お金とやりがいの天秤はふとした時に揺れたりして悩んでしまいますね。

 

お金があれば

高級車が買える、ブランドの服が買える、海外旅行に行ける、高級腕時計が買える。。。

しかし、そういった、お金で購入した物品が与えてくれる満足感から開放されつつあるのが今の時代を生きる私たちの価値観で、

 

どちらかというと自分らしい人生を生きたいとか、お金より影響力(フォロワー)が欲しいとか、お金ではない部分から得る満足感のほうが強い人たちが増えてきていますね。

 

わたしは大学生の時に茶道部に入って、茶道に出会い、お茶のおもしろさ(日本古来の美的感覚や思想、陶芸、飲み物としての茶そのもの)にのめり込んでしまい、茶人という働き方、ライフスタイルを選択してしまいました。

 

茶人を選択したといっても、教室を開いて先生をやるとか、そういう会社に入るとかではなく、フリーで茶を点てながら、お茶を学び、それを伝えるという役割を自分に与えたというかんじです。

 

とうぜん、収入がほとんどない時期がありました。ただやりがいはありました。

 

会社に入れば、少なくともお金は定期的にもらえるという前提があるので、やりがいはそれぞれだと思います。

 

わたしのように、お金がなくてやりがいはあるという生活をしていた立場から、答えさせていただきました。

 

お金があれば不幸を避けることができる。やりがいがあれば幸福感の中に生きることができる。 お金がないと生活が苦しい。やりがいがないと人生が息苦しい。

 

自分の場合は、大学卒業時点でお金よりも充実感を取る選択をしたのですが、後悔はありませんがお金が無くて苦しい時期はありました。これからもあると思います。

 

お金を稼ぐことにやりがいを感じられれば生きやすいと思うのですが、お金とやりがいを天秤にかける人は、たとえば人の笑顔を見るのが好きとか、直接的に貢献したいとか、自分の好きなこと(絵とか文章とか自己表現)で生活したいとか、ビジネスで言うと下流の方になる気がするので、どっちも取るにはやりがいを突き詰めてお金の天井を破っていくしかないですよね。

 

人生は一回ですが、人生の選択は一回ではないのでやりがいを追求したり、お金が欲しくなったらお金を取りに行ったりして、自分の中のバランスが取れるところを探していくのがいいんじゃないでしょうか。

 

一番言いたかったのは、人生は一回ですが、人生の選択は一回ではないという部分ですね。

 

一度選んで手にしたものを捨てるのは怖いことです。痛さがあります。しかし、これではないなと感じたら、選び直すことができます。

 

それこそ、選んだ人生によっては他人から「そんなことするなんて頭がおかしい」とか「ちゃんとした仕事やれ」とか、馬鹿にされたりするかもしれません。されました。

 

お金がないとできないこともたくさんあります。それどころか人並みの生活ができない時期もあります。でも、死ぬ時になって「べつの人生をやりたかったな」なんて思ったって遅いんですよ。やりたいことがあるなら、やりたいうちに。それも熱があるうちにやったほうが、きっと豊かです。