【料理】ニンニクと鷹の爪の香りをうつしたオリーブオイルで何かを炒めるとそのなにかはめちゃめちゃ美味しくなる
こんにちは、神崎です。
1年くらい前から料理が趣味で、そんなにレパートリーは多くないんですが、それなりに楽しんでつくっています。
富士フイルムXT-20 ss1/40 F3.6 ISO 400
これは秘密なんですが、ニンニクと鷹の爪の香りをうつしたオリーブオイルでなにかを炒めて塩をかけると、そのなにかはめちゃめちゃ美味しくなります。
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2019年6月19日
オリーブオイルに、にんにくのみじん切りをいれて、低温でキツネ色になるまでじわじわと加熱し、手でちぎった赤唐辛子をいれると、辛いガーリックオイルができますね。
これはペペロンチーノをつくるときのオイルの作り方で、イタリア語でアーリオオーリオと言うそうです。
にんにくはみじん切りにする前に包丁で潰すと5倍くらい、香りに差があることに気づきました。潰したほうが絶対いいです。
このオイルはペペロンチーノをつくるとき意外にも優秀で、めちゃめちゃ役に立ってくれます。
例えばリゾット的な
オリーブオイルにニンニクと鷹の爪の香りをうつし、みじん切りにしたセロリ、シメジ、アスパラ、角切りにしたナスを炒めてご飯をいれ、ざく切りにしたトマトを投入して焦げ目をつけてから水とコンソメで味つけした食べ物を食べました。夏。 pic.twitter.com/pkqEjFoEyW
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2019年6月19日
これはペペロンチーノ
干し海老と菜の花のペペロンチーノ!春だ! pic.twitter.com/sp181SmPu3
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2019年4月25日
オリーブオイルじゃなくても、サラダ油で代用してガーリックチャーハンにもできます。
ニンニクの香りを移したサラダ油で、1本まるごとを切ったネギを焦がしネギにして、アミエビを投入し、卵を割り入れて塩コショウと鶏ガラスープのもとで味付けただけのシンプルな食物がかんたんで美味しいので、いろんな人に食べさせている。 pic.twitter.com/V2vBBGDAOS
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2019年3月28日
レタスのペペロンチーノ
帰宅10分で即食事。レタスの。
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2018年12月8日
自分のこのみの味つけにしてくれる自分、ほんとに好きだな。ありがとう自分。これからもよろしく、自分。 pic.twitter.com/9qzKY0zUmX
リゾットを水ではなく牛乳で浸せばミルクリゾットですね。
ニンニクとトウガラシの香りをうつしたオリーブオイルで炒めたジャポニカ米をタマネギとシメジといっしょに牛乳で煮込んだ食べ物。
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2018年11月22日
新米でやる料理ではない。 pic.twitter.com/sE40hpzW0s
オイルを吸わせたナスをグラタン皿にしいて市販のミートソースをかけて、チーズを載せて焼くと手作りでかんたんにナスのグラタン。
ナスってすごい油を吸うんですけど、こんなに美味しくなるならもっといっぱい吸ってほしい。
この前、ニンニクの香りを移したオリーブオイルをじっくりと吸わせながら焼いたナスを皿に敷き詰めた上にミートソースととろけるチーズを重ねてオーブンで焼いた食べ物をつくって食べたんですけど、美味しかったのでまた食べたくなってる。
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2018年9月3日
料理の楽しみ
もともとは全然料理に興味なくて、食べられればいいやくらいの、炊飯器で炊き込みご飯をして味噌汁をつくるくらいの食生活だったんですが、
お茶の葉っぱの研究をしている時に、つまり、様々な成分を含んだお茶の葉っぱから、どう旨味やカフェインやカテキンや香りを抽出するかという話なのですが、いろいろな温度や水の成分や圧力を加えて、変化を見ていて、あれ?これって料理に近いんじゃないか?と思ったときがありました。
茶葉というのも実は素材で、茶人(お茶を淹れる人)は料理人に相当するんじゃないかと。
素材を活かすも殺すも料理人次第ですから。
そこで、料理を始めたのがきっかけでした。
香りは温度が高くないと揮発しないから、水出し緑茶は香りがうすいし、ホールスパイスは炒めるときに香りが出るとか。
茶葉の旨味のグルタミン酸は、動物由来の旨味のイノシン酸と混ざるとうまいから、お茶漬けにするなら昆布出汁より鰹節の出汁だなとか。
抹茶が、たてる人間によって茶葉の量、湯の温度、湯の量、たて方でまったく味が変わるように、牡蠣も焼き方で人によってまったく味が変わり、コツを聞いても「見てれば分かるかなー」といわれ、茶道があるなと思った。焼く時の所作も美しさがあった。美味しい料理を作る人には美しさがある。
— 神崎悠輔 (@kamkamkamyu0728) 2018年12月7日
あと、もともとお茶の成立を見ると、お茶とご飯ってセットなんですよ。
なぜなら、中国から日本にお茶が持ち込まれた時代、お茶は薬として飲まれていました。
今でも薬を飲む時は決まって食後ですが、お茶も食後に飲むものだったんですね。
食事をして、デザートを食べて、お茶を飲んで語り合う機会が増えました。
それが洗練されていった結果、懐石料理からの濃茶席、薄茶席という茶事の流れができたようです。
なので、お茶を飲む前に美味しいご飯を食べる。