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日記ということにします。しばらくは。

【料理】ニンニクと鷹の爪の香りをうつしたオリーブオイルで何かを炒めるとそのなにかはめちゃめちゃ美味しくなる

 

こんにちは、神崎です。

 

1年くらい前から料理が趣味で、そんなにレパートリーは多くないんですが、それなりに楽しんでつくっています。


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富士フイルムXT-20 ss1/40 F3.6  ISO 400

 

 

オリーブオイルに、にんにくのみじん切りをいれて、低温でキツネ色になるまでじわじわと加熱し、手でちぎった赤唐辛子をいれると、辛いガーリックオイルができますね。

 

これはペペロンチーノをつくるときのオイルの作り方で、イタリア語でアーリオオーリオと言うそうです。

 

にんにくはみじん切りにする前に包丁で潰すと5倍くらい、香りに差があることに気づきました。潰したほうが絶対いいです。

 

このオイルはペペロンチーノをつくるとき意外にも優秀で、めちゃめちゃ役に立ってくれます。

 

例えばリゾット的な

 

 

これはペペロンチーノ

 

 

オリーブオイルじゃなくても、サラダ油で代用してガーリックチャーハンにもできます。

 

レタスのペペロンチーノ

 

リゾットを水ではなく牛乳で浸せばミルクリゾットですね。

 

 

オイルを吸わせたナスをグラタン皿にしいて市販のミートソースをかけて、チーズを載せて焼くと手作りでかんたんにナスのグラタン。

ナスってすごい油を吸うんですけど、こんなに美味しくなるならもっといっぱい吸ってほしい。

 

料理の楽しみ

もともとは全然料理に興味なくて、食べられればいいやくらいの、炊飯器で炊き込みご飯をして味噌汁をつくるくらいの食生活だったんですが、

 

お茶の葉っぱの研究をしている時に、つまり、様々な成分を含んだお茶の葉っぱから、どう旨味やカフェインやカテキンや香りを抽出するかという話なのですが、いろいろな温度や水の成分や圧力を加えて、変化を見ていて、あれ?これって料理に近いんじゃないか?と思ったときがありました。

 

茶葉というのも実は素材で、茶人(お茶を淹れる人)は料理人に相当するんじゃないかと。

 

素材を活かすも殺すも料理人次第ですから。

 

そこで、料理を始めたのがきっかけでした。

 

香りは温度が高くないと揮発しないから、水出し緑茶は香りがうすいし、ホールスパイスは炒めるときに香りが出るとか。

 

茶葉の旨味のグルタミン酸は、動物由来の旨味のイノシン酸と混ざるとうまいから、お茶漬けにするなら昆布出汁より鰹節の出汁だなとか。

 

 

あと、もともとお茶の成立を見ると、お茶とご飯ってセットなんですよ。

 

なぜなら、中国から日本にお茶が持ち込まれた時代、お茶は薬として飲まれていました。

 

今でも薬を飲む時は決まって食後ですが、お茶も食後に飲むものだったんですね。

 

食事をして、デザートを食べて、お茶を飲んで語り合う機会が増えました。

 

それが洗練されていった結果、懐石料理からの濃茶席、薄茶席という茶事の流れができたようです。

 

なので、お茶を飲む前に美味しいご飯を食べる。


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