ショーペンハウアーもやっていた冷水シャワーは健康にいいのか?
いいっぽい。ということがわかってきているようです。
https://www.dhbr.net/articles/-/5314:冷水シャワーを浴びると病欠が減る
によると
アムステルダム大学学術医療センターのヘルト A. バージュらは、オランダで3000人のボランティアにこう依頼した。30日間連続で、朝のシャワーを終える間際に温水から冷水に切り替えて、30秒、60秒、ないし90秒間、冷たい水を浴びる。別のグループ(対照群)は、いつも通りシャワーを温水のままで終える。そして研究チームは、この期間における被験者らの職務勤怠状況を調べた。
平均的に、冷たい水を浴びたグループすべての被験者は対照群に比べ、病欠日数が29%少なかった。「冷水シャワーを浴びると病欠が減る」というのが、研究チームの結論である。
とあります。
インタビューでは
HBR(以下、色文字):バージュ博士、ご自身の研究を論証してください。
バージュ(以下略):これは、冷水シャワーが健康に寄与することを示す、初のハイレベルな証拠です。1ヵ月間、最低30秒冷水シャワーを浴びた被験者は、対照群よりも病欠が29%少なかった。合わせて定期的な運動も行った人は、病欠が54%も少なかったのです。
と答えています。
記事内の教授の発言でも、今のところ冷水シャワーが免疫力を上げる明確なデータはないとしているのですか、プラセボ効果なのか、意識の面では効果があるにちがいないということだそうです。
この記事を読んだときに、ショーペンハウアーのことを思い出しました。
ショーペンハウアーの幸福論では、健康は他の全ての幸福の基盤であるから、これを優先して大事にすること。とあります。
そんな、おそらく健康オタクだったショーペンハウアーも、朝に水浴びをしていたそうです。
(『幸福について』 講談社まんが学術文庫本編より引用)
理屈は分からないけど、朝に水を浴びると健康にいいらしい、ていどのことですが、気になる人はやってみるといいと思います。
実は私も、夏はいつも水シャワーを浴びています。夜は温かいシャワーだったり、湯船を入れたりもしていて、水シャワーだけではないですが。
ランニングで火照った体に水シャワーを浴びると気持ちいいという理由です。
せっかくなので今月は毎日水シャワーにしてみて、体感としてどうだったか試してみようと思います!