Everything is better than

日記ということにします。しばらくは。

ビジネスマンのカフェインドリンクはお茶、になってほしい

コワーキングスペースで働くビジネスマンの人と話していて

「いつもコーヒーを飲んでたんですけど、最近、なんか夕方になるとカフェインの副作用なのか、疲れるなって思ってて、コーヒーをお茶にしたら、健康にいい成分でカフェインがやわらげられてるのか、コーヒーみたいな疲れは無くなったんですよ」

と言っていました。

たしかに、一説によるとカフェインという覚醒成分に対して、テアニンというリラックス成分同時に作用することで、カフェインの効きがゆるやかになるらしいという話はあります。。

そもそも、成分は同量でも、人によって、つまり体型や内蔵機能や体質によって効きかたが同一ではないので、一般的にあてはめられるわけではないけれど「身体感覚として長時間で見ると、コーヒーよりお茶のほうが疲れにくかった」というのは誰にも否定できることではないので、その通りなんだと思います。

それは同時に「短時間で見るとお茶よりはコーヒーのほうがカフェインの効きがいい」という意味でもあるので、カフェインドリンクとしての使い分けをしていただけるといいな、と思うしだいです。

コーヒーのほうが香りがよくて、脳が活性化されてアイディアがわく感じがするとか、お茶のほうが味のバランスがとれていて飲み物として好きとか、それぞれの好みがあるのはいいと思います。
お茶が好きな人間の一人としては「ビジネスマンのカフェインドリンクはコーヒー」「学生のカフェインドリンクはレッドブル」というイメージというか現実にすこし悔しい思いもあるので、ぜひ「日本人のカフェインドリンクは1300年前からお茶」と誇らしげに言ってほしい。

政治と文化の最先端であった仏教寺院では、茶は禅の修行の際の眠気覚ましとして重宝されていたようです。

茶の葉っぱを噛みながらカフェインを摂取して座禅をしていたという逸話もあるようです。

お茶はカフェインだけではなくビタミンCとかカテキンとか、様々な栄養も含まれていて、葉っぱをまるごと摂取する抹茶になってくると現代ではアサイーとかチアシードとか、スピルリナと同じスーパーフードにカテゴライズされるくらい一般的な食品よりも栄養価が高く、かつ栄養バランスに優れている食品として認定もされています。

お茶のカテキンは口臭予防にもなるらしいので、ミーティングの時にはいいかもしれません。

個人的な感想ですが、コーヒーを飲んだ後の口って、コーヒーを飲んだ後の口っていう臭いがするなあ、と思っています。好みは人それぞれですが。

最近はビジネスシーンでのお茶も広がってきている機運を感じるのでうれしいです。