Everything is better than

日記ということにします。しばらくは。

川遊びは危険だ。楽しかったけれど。

遊びに来た友人が1日に100回くらい「暑い」と言うので、町を流れる川の上流の方へ行って、川遊びをしてきた。

 


f:id:kamkamkamyu:20200822173714j:image

 


f:id:kamkamkamyu:20200822173721j:image

 

川で遊んだことなどなかったので、大変新鮮な体験だったのだが、毎年、川での水難事故は多発している。

 

実際、今回はクロックスを履いて、クロックスのまま入ったのだけれど、川底は藻でヌメヌメしているし、突然深くなるところがあるし、岩は丸みを帯びているけれど手を付けば痛い。頭を打てば死ぬであろうことは予想できた。

 

川の危険な理由は以下のようなものらしい。

 

・川は淡水なので、海よりも浮かびにくい。

・急に流れが速くなる場所や、渦の発生する場所がある。

・川底の石や泥などの状態が複雑。

・上流での雨や、ダムの放水などで一気に増水することがある。

 

先日、Twitterでも、岐阜の川遊びは安全か?という質問へのアンサーがバズっていたけれど、「安全とは言い切れません、ライフジャケットをご使用ください」と言うものだった。

 

質問はあらゆる質問を想定されていて

 

・浅いから安全か?

・泳がなければ安全か?

・ライフジャケットをつければ安全か?

・お酒を飲んでもいいですか?

・対岸まで泳いでもいいですか?

・ライフジャケットつけてない人がたくさんいる場所なら安全か?

・キャンプはするけど水遊びはしないか、安全か?

 

など、最後の方には細かなケースの具体的な質問まで書かれていた。

 

毎年、質問をされて、事故を目の当たりにしていたであろう、痛切な気持ちが伝わってくるページだった。

 

実際、川で遊んでみた身としては「安全ではない」。

 

車の運転も「得意だ」とか「俺は安全運転だよ」なんて言ってる人ほど危なかったりする。

 

常に危機管理というのが大事なのだというのは、川でも変わらないということがわかる。

 

今回は特に調べずに行ったのだけど、ライフジャケットは買わなければと思った。

 

今年の夏はもう終わるけれど、自分はライフジャケットを買って来年にのぞみたいと思った。

 

わざわざ危ないのに川に行くのかというのもあるかもしれない。けれど「危険である」ということを理由にしていたら、夜にランニングをするのだって、道路を渡るのだって、危険度の違いだけで、危険なことに変わりはないのではないだろうか。

 

川で遊んでみた感想としては「この夏は今日、川に入ったことで完全に最高になった!!!」と思った。

 

友達も誘って来年も川遊びをしたい。

 

けれど、夏は川で遊びましょう!なんてことが公に言えない時代になっているな、とも思う。

 

このサイトを見たら大丈夫だって書いてあったんですけど!というクレームだってありうるだろうし。

 

自己責任の時代だ。というかもともと自己責任だったのに、他人の責任にする人が増えたこともあるのかもしれない。