Everything is better than

日記ということにします。しばらくは。

7月の森町茶文化工房新聞

 

7月から、活動や考えを発信する「森町茶文化工房新聞」を発行し始めました。


民家を借りて進めているリノベーションのようすや、お茶のイベントの報告、今後の予定、コラムを書いています。

 


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「コロナの時代に手渡しの新聞なんてどうなんだ」という批判的な考え方もあったのですが、やってみてよかったと思っています。

 


新聞を作り始めた理由は2つあって、大々的に活動を進めていくにあたって、町内の人に様々なことを知っていただく機会を作りたかったこと。


そして、かかわってくれている人たちが「これが私の関わっているプロジェクトです」と名刺的に渡せるようなものを作りたかったことです。


私は今の町に引っ越してきて2年がたちます。回覧板や、広報、新聞などに載せていただく機会もあり、地域おこし協力隊としての活動がすこしは有名になってきたところがあるのですが、まだまだ「彼はなにをやってるんだ」と思われている現実がありました。


地域おこし協力隊とは言え、ひっそりやるならひっそりやるでもいいと思うんですが「民家をリノベする」という目的上、多くの人に受け入れてもらい、助けていただくことも、地域に溶け込むためにも必要だと思っています。

 

 

関わってくれる人も増えてきて、最近では毎週2、3人がうちに来て、作業があってもなくてもなにか活動について話したりしています。


町外に住んでいたり、活動している仲間も多いので、このプロジェクトを紹介したいという時に、1枚で伝わるペーパーがあるといいというのは前々から思っていたことでもあります。


今まではイベントも、定期的ではなく、不定期に気が向いたらやるくらいの緩いところもあったのですが、こうして新聞を発行して来月の予定を決めなくてはいけないとなってくると、定期的に、責任をもってできるようになってくるなあと思いました。

 

今まで、「茶人というものは語りすぎないくらいがミステリアスでいいのではないか」というところがあったのですが、今という時代、発信しなければ誰にも見つけてもらえないとも思います。


そして、発信していこうと思ったとき、今まで言語化をしてこなかった自分に気づき、愕然としました。


雰囲気で話せていたつもりになっていただけなのかもしれないとショックでした。


新聞の発行を通して、書いてみると「ああ、自分はこんなことを考えていたんだ」と思うこともあります。


8月号もそろそろ印刷したものが届く予定です。これからも頑張っていきたいです