ブルーベリーの収穫を手伝ってきた
8月20日。ブルーベリービールのためのブルーベリーを収穫する手伝いをしてきた。
朝の8時15分に待ち合わせて、森町の北のほうへすこし車でいったところ。鍛冶島という地域。
気温は日中は33度くらいだった。暑い。
鍛冶島は稲作も盛んである。
昔から森町はお米がよくとれる地域だったらしい。縄文時代から人々が住み、弥生時代ももちろん稲作をしていた。稲作をするようになったころは、山の中ではやりにくかったのか、森町のなかでも南下して集落を形成していったらしいが。
吉川、三倉川のあたりに人が住み始めるのは12世紀ころかららしい。
遠い過去の人もここで生活をしていたのだと思うとワクワクしてくる。歴史を知る醍醐味だと思う。
田んぼや畑にするために山を切り開いたんだろうな、とか、水をひくのも大変だったんだろうな、とか、石垣積むのもどれだけの人数と時間をかけてやったんだろうとか。
想いを馳せることができる。
ジブリのような景色だ、と連れてきた人は良く言う。私もそう思う。とくにトトロ。
ブルーベリーは無農薬だった。
最近はおなじ畑でも茶畑で茶をつくるよりもブルーベリーのほうが手間もかからないし、売値も高くなるし、安定して売れるからいいと言って、茶ノ樹もユンボで掘り返して、ブルーベリー畑にしちゃおうか考えているらしい。
茶業界は大変である。
そんな話を聞きながらブルーベリーを黙々と収穫する。
たまに食べてしまう。
けっこうたくさんとれた。
ブルーベリービールにするための下準備として、ヘタというか、実に残ったやわらかい枝の部分は手作業で取り除く。そして1キロごとに小分けしておく。
25キロが目標だったらしい。
残念ながら10人で3時間ほど働いて10キロ程度だった。頑張ればどれくらい取れるものなのかもわからないけれど。
いい経験になった。農作業、結構楽しい。