27歳にしてはじめて2週間毎日走って気づいたこと
8/1から、なにを思ったのか毎日走り始めた。今まで運動らしい運動は中学生の頃までにしたきりで、それ以降の15年ほどは体力などなくても生きていけると思い込んで生きてきた。
今年の春に過労で倒れてしまってからは、なんだか情けないやらあきれたやら悔しいやら、体力がない自分に対しての嫌悪感が生まれた。
リハビリ的に軽いウォーキングや腕立てなどをしばらくして、8月からランニングを本格的にはじめた。昨日までで14日間継続している。
はじめの1週間は毎日2.4キロのコースを走っていた。
今になって思えば、身体の限界よりも気持ちの限界がくるほうがはやかった。
息が上がってくると、もう走りたくないとか、今日はもう歩いてもいいかとか、足が痛くなってきたかもとか、なにかと走らないための理由が出てきて、最後まで走らずに歩いたりしていた。
今日はこのくらいにしとくか、明日も走るしな、という気持ちも継続するには大事ではあるものの、身体はまだまだ元気だったのに、やめてしまっていたのだ。
1週間ほど続いた頃に、意識が変わってきた。
昨日よりも、もっと遠くまで走りたい。
明日も走るから無理をしない程度で、昨日の自分よりも頑張りたい。
記録を見ると、距離と時間も成長しているけれど、一番は精神が成長してきている。
少年の頃から競技をやっていた人は、こういう実感を得ていたんだなあ、と羨ましくなった。
熱い夏が27歳にして初めてやってきたきがする。