高須幹弥さんによるとマラソンをすると老けるのは確実らしい。
高須幹弥さんのYouTubeで
「マラソンをすると老けますか」に答えていたので、自分用に要約した。
マラソンをすると老けますか
結論から言うと老けます
フルマラソンのことですよね。老けやすいです。
オリンピック選手だと2時間くらい、一般の方だと4時間くらい走りますよね。過酷な有酸素運動。カタボリックな状態になる。カタボリックとは筋肉が分解されていくということ。筋肉はエネルギーの貯蔵としての役割がありますが、瞬発力の速筋繊維がどんどん分解されていく。
遅筋繊維ばかりが発達していって、やせこけた老人のような体型になってしまう。コルチゾールというストレスホルモンが分泌されて、肌のたんぱく質も分解されてしまう。深いシワやたるみの原因になってしまう。
あとは、ストレスホルモンが分泌されることで、体脂肪も少なくなっていってしまって、結果的に感染症にもかかりやすくなってしまう。
炎天下の中走るということで、紫外線による肌老化もある。シミとかくすみとか。身体も顔も老化していく。定期的に練習していくなら。かなりカタボリックな状態になっていく。
マラソンは、脳内でベータエンドルフィンが分泌されて、脳内麻薬物質なんですけど、これはすごく気持ちいい状態で、この脳内麻薬物質を分泌させたくて走るというのお悪いものではない。
100歳まで生きるのがえらいわけじゃなくて、若いうちに自分の好きなことをしっかりやるのはいいこと。
結局、どんな競技でもスポーツでも、本気でやりこめば健康には悪いです。
ボクサーの人たちも、顔を殴り合って、顔の組織が破壊されます。
パンチドランカー症候群にもなっていくし。ボディビルも健康によくないですよね。適度にやるくらいなら良いけど、高重量で追い込むと血圧も上がるし、
長生きする体脂肪率って20%くらいなので、ボディビルの5%くらいって免疫力としても低いです。
しかし、ボディビルやってる人たちはそういうことも調べて分かったうえでやっているのでいいんですよ。
結局、健康ということを考えるなら
適当に楽しみながらやるくらいがちょうどいい。
有酸素運動なら30分くらいのウォーキングがちょうどいいです。
8月に走り始めてから、20日が経ち、アプリでは累計65キロほどになった。プラス10キロくらいは走っているけれど、これだけ走っていると、5キロほどのランニングでは息も楽だし、足もそんなに疲れない。
たまにダッシュをしたり、歩いたりして、負荷に変化をつけながら、心肺機能と足や膝を少しずつ強くしようと思っているところだった。
高須幹弥さんの喋りはゆっくり落ち着いていて、深い思慮を感じる。「老ける」ということをあらためて考え直す機会になった。
自分はまだまだフルマラソンを走れるような体力もなければ、目指す理由もないのだけれど、毎日続けていたら「目指してみてもおもしろいかも?」と思ってきたりした。単純である。
もともと体力の増強と健康のためにはじめただけで、1か月に200キロ以上走ると脳卒中や心筋梗塞のリスクや、軟骨がすり減り、膝や股関節の寿命も短くなりやすいということも読んだため、1日5キロくらいを30分で走るくらいがちょうどいいような気もしている。
朝に走ったほうが気持ちいいのだけれど、紫外線を浴びるのも嫌だし、暑いし、夜に走りがちだ。
夜は足元も見えづらくて捻挫でもしやしないかと不安にもなる。
毎日走っていると気づくのは「やめたい理由はどんどん出てくる」ということ。
危険とか不安とか、無限に出てくる。
それでも、走っていなかった頃に比べて、体も軽いし、エネルギーもあるし、充実していてとてもいい。
やっぱり、走るようになったからにはマラソンは一度だけでも走ってみたいとも思う。
矛盾した気持ちはあれど「走る」という行為の前には「走るか走らないか」しかないのだなあとも思う。
高須さんのYouTubeを見る方はこちら。