いい写真を撮りたいと思ったら『写真構図のルールブック』を教科書に持ち歩くのがおすすめ
前に少し、カメラマンの仕事をさせてもらったりしていたのですが、その時に購入したのが『写真構図のルールブック』。
いい写真の撮り方のコツってけっこういろんな人が語っているので、ネットだけでも事足りてしまうなあと思う部分もあるのですが、やはり教科書のような本が一冊手元にあると、安心感もあります。
基本的なところは網羅しているので、初心者向けにはこれ一冊でこと足りるというレビューを見て購入しましたが、本当にその通りでした。
以下、参考にした部分をすこし抜き出してみました。
・主役の明確化が全ての構図の基本ルール
・撮影者が動き回って一番良いアングルを探そう
・余白について日本画を参考にするのもいい
・風景には+1で被写体を加える
・カメラを傾けるのは被写体が目線より上にある場合や下にある場合。見上げ、見下ろし。
・日の丸構図は単純だと揶揄されることもあるが、写真の基本。
・日本的な風景は、線を斜めに生かす
・絵画のように写真を撮る
などなど
適当に撮影していても、魅力的な写真は撮れるようにならないので、ひとつひとつの構図を意識しながら、トレーニングの撮影をすることも大事だなと思います。
写真って、知れば知るほど奥が深いことが分かってきて、同時にそれがおもしろさだなあと思います。
構図を知ると、絵画の見方も変わってきますね。ああ、これはこういう構図で描いてるから綺麗に見えるのか、という視点が増えます。
私は富士フィルムの一眼を買ったのですが、最初のころはこの本を一緒に持ち歩いていました。
構図を意識するということと、いいと思ったときには直感で撮ってしまう、ということが大事かな、と思ってけっこうバシバシ撮るようにしています。
いい写真を撮りたい、と思ったら、構図を勉強する時間をとるのもおすすめです。