Everything is better than

日記ということにします。しばらくは。

仲間で夢を叶え合う

大学生のころから「やりたいことをやる」「なりたい自分になる」ために自己啓発系の本はけっこう読んできたのですが、7つの習慣とか、やり抜く力とか、エッセンシャル思考とか、引き寄せの法則とか、いろいろ読んだ結果、苫米地英人さんの『コンフォートゾーンの作り方』が一番自分にはしっくりきました。




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願えば叶うと言われても「なんで?」と思うし、「言霊が大事」と言われても「なんで?」と思っていたところ、この本を読んだら腑に落ちました。





人にはコンフォートゾーン(快適な範囲)があって、コンフォートゾーンをずらせば、そのコンフォートゾーンに合った行動になるんだよ。コンフォートゾーンは同時に一つしか設定できないから、コンフォートゾーンをずらすために言葉を使ったり映像を使ったりして、理想のコンフォートゾーンのリアリティを高めて、現実のコンフォートゾーンより理想のコンフォートゾーンを脳に採用させて、無理なく努力をしよう。




というかんじの理解をしています。





年収300万円のコンフォートゾーンを1000万円のコンフォートゾーンにずらせば、自然と年収1000万円もらえる人の行動をとるようになるよ、ということです。私は年収でこの目標設定をしたことがないので、そうだとは言えませんが「茶人をやる」とか「家が欲しい」とかはだいたいこの技術を使ってきました。





とはいえ、こちらの本では「じゃあ実際にどうすればいいの」というところについて「アファメーションをつくろう」ていどのサポートしかありません。アファメーションとは、ニュアンスはちがうのですが、理想のコンフォートゾーンのリアリティを高めるために自分にかける良い言葉くらいのかんじです。




では、具体的なテクニックというか、ワークについてはどんな本がいいのかというと、ひすいこたろうさん達の『実践!世界一ふざけた夢の叶え方』がいいと思います。






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「仲間で夢を語り合い、応援しあう」「予祝をしてしまう」、「あこがれるロールモデルを決める」「ロールモデルの履歴を調べる」「ついてる!と言う」など、現実的にわかりやすいワークや習慣が紹介されています。



タイトルがすこし胡散臭さのあるかんじなので、手に取りづらさがあるのですが、内容はかなり網羅的で現実的だと思います。





この本のとくにおもしろいところは



1人で夢を叶えるんじゃなくて、みんなでみんなの夢を叶えようとしたら、世界最速で夢が叶うんじゃないか



と思いつき、実際に仲間たちとして実行してみたというところにあります。





こういう「夢を叶える方法」って、信じていない人も多くて、宗教なの?とか、現実を見なよと言う人も多いです。そういう人は苫米地さんは「ドリームキラー」として定義して対処していく方法もあるのですが、まあ、こんなことをする仲間になる人ってけっこうレアだと思います。





『実践!世界一ふざけた夢の叶え方』では、ひすいこたろうさん、菅野一勢さん、柳田厚志さん、こじまさんの四人でやっていますが、みなさん斎藤一人さんのファンで、セミナーで出会って意気投合したのだそうです。



斎藤一人さんと言えば、1993年以来12年全国高額納税者ランキングで10位以内に入り続けている商人。



仲間で仲間の夢を叶え合うということをしてみた結果、ひすいこたろうさんは赤面症な会社員からベストセラー作家に、菅野さんはチャラいプータローからチャラい1億円プレーヤーに。柳田さんはサラリーマンから新設部署の売り上げを10倍にしたそうです。



1か月に一度の定例会を開き、この4人がやったことは



みんなでノートに夢を書き、こうなってたら最高にうれしいという夢を絵と一緒に書こう。そして、ノートにみんなでおまえならできると励まし合おう、という、DREAM NOTEをつくったこと


だそうです。



それだけで夢が叶うということはもちろんないのですが、お互いの夢を応援しているので、お互いの夢に役立ちそうな情報があったら教えるとか、協力してくれそうな人がいたら紹介するとか、そうやって助け合う状況ができたのが一番の要因だったようです。





「夢を叶える方法」とは言っても、結局は「行動」だけが現実を変えるので、夢のために出てきたアイディアをすべて実践してみるという行動力が一番大切ではあるのですが、行動はしているのに現実が変わらない、という人はこの本で「夢の描き方」「夢への到達方法」を学ぶといいと思います。





私は、読書が大好きな友人の「自分の店を持って、文章を書いて生計を立てたい」という夢に協力したいです。



私のいまの夢は、、誰もみていないとしても発表するのは恥ずかしいなと思うのですが、直近で言うと、シェアハウスを完成させることと、入居者にちゃんとはいってもらうことですね。